7月4日(日)の練習

島根県も全国的にも大雨の被害が続出で、程度の差こそあれ、通勤や帰宅が困難になったり、農作物の被害があったり・・・と、心配な毎日を過ごされたことと思います。心よりお見舞い申し上げます。

この大雨よりも少し前にさかのぼった7月4日、アメリカ建国記念日の日曜日の練習について(頼りない記憶をたどって)報告いたします。

前半はII部、後半はI部の曲を順番に合奏しました。最近のクインティナはいわゆる「出雲時間」「クインティナ時間」といった文化は影を潜め、のこのこのんびり出かけるとたいてい合奏が始まっておりまして…、いや~ごめんなさい。コッペリアの覚えられない重音の練習の機会をまた減らしてしまいました。

コロナの影響で依頼演奏も減り、余裕があるはすなのですが、自分自身は近年とみに仕事が追い付かず、練習時間を生み出せません。そして、楽譜が読めなくなったとかポジションが覚えられないとかいろんな不安が。…でもやっぱり合奏の中に入ると音楽のもたらす恵みのシャワーを浴びられる気がして、予習不足を申し訳なく思いつつも合奏に参加しています。

今年の定演の曲はですね、ずっと昔に弾いた懐かしい曲や、1,000回以上聴いてる昔から大好きな曲とかたくさんあって、ノスタルジーそのもの。もうとにかくメドレーの一曲一曲になんかのエピソード記憶が結び付きまくっていて、ほんとに合奏=時間旅行って感じです。そんな慕わしい曲の合奏の中に入れて、ナイスなアレンジの一部に自分がなれて、懐かしの伴奏を追体験してる感じは、他で得られない幸せな時間だと感謝しているのです。それは年を取ることの効能の一つなのかもなあ・・・。指も頭も動かなくなってきてると思うんですけどね。

中でも、II部のパヴァーヌには、この曲の曲想そのものみたいに寂しいような美しいような不思議な思い出がありました。県外部員のT塚さん(同級生)と30年以上前に、二人で(マンドリンとセロ)弾いた曲で。なのに今年コロナのせいで県外メンバーを招くことができず、T塚さんといっしょに弾けないんですよね。他の県外のみなさんとも。それがいつも弾くたび悲しくて寂しくて…。あ、でも、そんなこと言ってちゃいけませんね。よし、上を、向いて、歩こおおお、♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪。

あっと言う間に7月で、毎週練習も開始になりました。ここからさらにクインティナはバージョンアップして定演を迎えますので、お近くのみなさま、どうぞお出かけください。懐かしい方々も、ぜひぜひいっしょに弾きましょう。残念だけど遠くには行けませんからね。残念だけど誰もが我慢の日々なので。しょうがないけどそうなので。ああ、こんな日々が早く去ることを祈りつつ。

(原稿:E塚)

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